映画が好きな私。いつから好きかというと、小学校4年生のときから。
初めて映画を観に行ったのが父親と二人で見た「赤毛のアン」。
マシューが亡くなった時、人目を気にせずワンワン泣いたな。。。
私の映画好きに一役かったのが父親。
私の父親は映画マニア。特にB級ホラーが大好きなようで、自営業をしている父親の事務所を覗くたびに
「わー!!」とか「きゃー!!」とか「ヘルプ!!!」なんて叫び声がテレビから聞こえていました。
びびりの私はその声を聞くたびに恐れおののいていたのですが、たまに面白そうな映画を見ているのです。
そこではまったのがオズの魔法使い。なんで父親がそんなメルヘンな映画みてたのか今となっては謎です
が、外で遊ぶことよりもお家で読書したりするのが大好きだった私は空想癖がありオズの魔法使いの世界に
はまったのです。その後、メリーポピンズを観てジュリーアンドリュースが好きになり、彼女がでてた映画を
片っぱしから観たり、ヴィヴィアン・リーの美しさに目を奪われ、愛とか恋とかわけのわからん年齢でしたが
ドキドキしながら観たりしていました。小学校でははやりのアニメの話題でもちきりでしたが、大人な映画を
楽しんでた私は「みんな子供ね」なんて思ってました。
そんな私も大人になり、相変わらずホラー映画には恐れおののいていますが、自分の好きなジャンルとか
分かってくるようになりました。
そして今はネットでDVDを借りれる時代。そんな感じだから、お家では映画三昧です。
先日観た映画が心に残ったのでご紹介いたします。
『プルートで朝食を』
キリアン・マーフィ主演です。
70年代イギリスが舞台。
IRAのテロ活動が活発化するなかで、キリアン・マーフィ扮する”キトゥン”が母を求め愛を求め
生きる様子を描いています。
偏見のある社会の中で、女性として生まれたかったけど、男性として生まれてきてしまったことに
対する悩み。でも美しく、たくましく生きる悩める乙女を見事に演じている作品だと思いました。
キリアン・マーフィの美しさと囁くようなしゃべり方に終始胸がドキドキ♡衣装も魅力的。
なによりも彼の笑顔がとっても魅力的な作品でした。